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「被ばく」の実効線量と、その影響に
ついて


放射線「被ばく」の実効線量により、人体へさまざまな影響が出てきます。

「被ばく」すると人体にどのような影響がでるのか知っておこう。

  人体に対する放射線被ばくの影響について、「被ばく」した実効線量とその影響について 「ウィキペディア」から紹介します。
■人体に対する放射線被ばくの影響
単位はミリシーベルト (mSv)。1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト
実効線量
内        訳
0.05
原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1 - 0.3
胸部X線撮影1回分の線量。
1
一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)
1.5
1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均。大気中のラドンからの年間被曝以外の県別平均被曝線量0.81~1.19mSv、最も低いのが神奈川、高いのが岐阜。(2011福島原発事故以前) 日本ではラドンからの被曝は0.4mSvと世界平均(1.26mSv)より低いと推定されている
2
原爆手帳が交付される境界となる爆心地から12km地点における被曝量
2.4
1年間に自然放射線源から人が受ける放射線の世界平均。主な範囲は1.0~13.0mSvであり、世界各地の高線量地域では何十万もの人口が10mSv以上の被曝をしている
4
胃のX線撮影1回分の線量。
10
日本国原子力安全委員会の指針での一般人の「屋内退避」
7 - 20
X線CTによる撮像1回分の線量。
20
アメリカにおける汚染地区からの移住しきい値(初年度の年間総合被曝)、以降の年は5mSv
50
日本国原子力安全委員会の指針では一般人の「避難」自衛隊・消防・警察 (妊娠可能な女子を除く) が1年間にさらされてよい放射線の限度。 放射線業務従事者の単年での最大被曝限度であり、5年間での限度値100mSvの年平均は20mSv
81
広島における爆心地から2km地点での被曝量爆発後2週間以内に爆心地から2km以内に立ち入った入市被爆者(2号)と認定されると、原爆手帳が与えられる。
100
これより高い放射線量では健康被害が科学的に証明されている。これを下回る放射線量を被爆した場合の健康被害の有無については肯定・否定の両論があり科学的に決着がついていない。

250
白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)

500
リンパ球の減少。国際放射線防護委員会による人命救助を例外とする上限。
1,000
急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2,000
出血、脱毛など。5%の人が死亡する。
3,000 - 5,000
50%の人が死亡する。(人体局所の被曝については3,000: 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)
7,000 - 10,000
99%の人が死亡する。ただし、頭部や胴体ではなく手足のみに被曝をした場合は、手足の機能に障害 (熱傷等) が出る。
10,001
以上

放射線の人体に対する影響は、被曝した体の部分などにより異なる。上記の表ではX線撮影、X線CTおよび注記されているもの以外は全身に対するものである。
X線検査の数値は調査年代(検査装置の性能)や報告(調査対象となった医療機関による使用方法)によってばらつきがあるため、目安である。 法令による被曝線量の限度には、自然放射線による被曝と診療を受けるための被曝は含まれない。
※出典:ウィキペディア「被曝」


重要「人体に対する放射線被ばくの影響」について
もっと詳しく知りたい人は、下記のサイトを見てごらん。
     ・ウィキペディア「被曝」